米AOLは10月31日、動画検索サイトの「Truveo」を米国外で展開する計画を発表した。第1弾として、日本版を含む8カ国バージョンのサイトを立ち上げた。
Truveoは、ユーザー生成ビデオから大手メディアによる作品まで、Web上の動画を幅広く検索できる動画検索サイトで、英語版のTruveo.comは8月の大幅リニューアルなどを経て、ユーザー数を拡大。現在、月間4000万ユーザーが利用しているという。トラフィックの多くが米国外からとなっており、各国でサイトを立ち上げることで、より地域によるニーズに合ったサービスを現地語で提供できるとしている。
今回サイトを立ち上げたのは、日本、フランス、ドイツ、インド、韓国、スペイン、台湾、英国の8カ国。今後2カ月にわたり、オーストラリアやブラジル、ロシアなどへも展開する計画。
日本版では、ニコニコ動画、AmebaVision、PeeVee、TBS、読売、オリコンなどの日本の動画サイトのコンテンツが優先的に表示されている。
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