ハウス食品は11月5日、国際宇宙ステーションで供給する宇宙食の候補「宇宙日本食」として認定されているレトルトビーフカレーの販売を始めた。同社の通販サイト「SHOPハウス」や一部の科学館で発売する。
商品名は「SPACE CURRY」。無重力状態や宇宙放射線の影響など、地上とは異なる環境での生活をサポートするため、通常のレトルトカレーに比べてウコンやカルシウムを多く含み、スパイシーで味が濃いという。価格は525円。
今年6月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が宇宙日本食として認定した同社のレトルトカレーと同じ製法・配合で製造した。
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