米Microsoftは11月13日(日本時間14日)、月例セキュリティ更新プログラム2件を公開する。うち最大深刻度「緊急」レベルは1件のみ。8日の事前通知で明らかにした。
緊急レベルの脆弱性は、Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1/2、Windows 2000 Server SP4などが影響を受ける。問題を悪用されるとリモートでコードを実行される恐れがある。
もう1件は「重要」レベルで、Windows Server 2003 SP1/2に存在するスプーフィングの脆弱性に対処する。
併せて、悪意のあるソフトウェア削除ツールの更新版を公開予定。セキュリティ以外のアップデートは、Microsoft Update(MU)とWindows Server Update Services(WSUS)経由で3件をリリースする。
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