三洋電機は11月15日、「三洋が家庭用燃料電池事業を分社化し、新日本石油が8割出資する合弁新会社を設立する」という同日付けの報道に対して「話し合いはしているが、現時点で決定した事実はない」とコメントを発表した。
三洋は「家庭用燃料電池事業について新日本石油と話し合いはしているが、報道内容については当社が発表したものではなく、現時点で決定事実はない」としている。
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