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パイオニア子会社がMarlin対応のテレビ番組ダウンロードサービス発表
SyncTVが、テレビ番組をWindows、Mac、Linuxに定額でダウンロードできるサービスのβ版を開始する。
パイオニア子会社の米SyncTVは11月19日、DVD並みの高画質でテレビ番組を無制限にダウンロードできるサービスのプライベートβ版を開始すると発表した。同社のサービスはWindows、Mac、Linuxのいずれにも対応し、将来的にはテレビやポータブルプレーヤーもサポートする計画という。
特定のチャンネルの視聴を申し込むと、そのチャンネルで放映される番組はすべてダウンロードできる。各チャンネルを視聴するには月額視聴料が掛かるが、一部のチャンネルではダウンロードする1話ごとに課金する仕組み。
家電向けのDRM規格「Marlin」に対応。ダウンロードしたテレビ番組は、最高5台までのPC(将来的にはPC以外の家電機器にも)で再生でき、また将来的にはさらに最高10台までのポータブルプレーヤーでも再生可能になる。
SyncTVはオープンプラットフォームで、プロトコルとデータ形式を開発者に公開する。新たな提携先や対応製品は今後発表する計画だ。
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