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MS、アフリカ系アメリカ人技術者団体に開発ソフトを寄付
Visual StudioやSQL Serverなど、100以上のソフトを利用する権利を提供。IT技術者の多様化に役立てたいとしている。
米Microsoftは11月19日、アフリカ系アメリカ人の技術者支援団体National Society of Black Engineers(NSBE)に、デベロッパー用ソフトを寄付することを明らかにした。
MicrosoftはNSBEに、コンピュータサイエンス教育支援サービス「Microsoft Developer Network Academic Alliance」の3年分の会員権を寄付。これにより、NSBEが全米に展開する教育支部で、Microsoft Visual StudioやMicrosoft Windows Server、Windows Vista、Microsoft SQL Serverなど、100以上の同社ソフトを無料で利用できるようになる。
Microsoftのビル・ゲイツ会長は「当社では、さまざまな背景と視野を持った優秀な人材からなる職場がイノベーションを生み出すと考えている」とコメント。同社はこれまでにも、マイノリティー団体National Urban Leagueやヒスパニック系技術者団体Society of Hispanic Professional Engineers、女性技術者団体Society of Women Engineersなどと協力してIT技術者の多様化を目指した取り組みを行っており、今回のNSBEへの寄付もその一環だとしている。
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