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業績不振のさくらインターネット、笹田社長が引責辞任

債務超過に転落したさくらインターネットの笹田社長が、経営責任を明確化するために辞任。後任に田中副社長が昇格する。

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 さくらインターネットは11月27日、業績不振の責任を取り、笹田亮社長兼CEO(最高経営責任者)が30日付けで辞任すると発表した。後任には田中邦裕副社長兼COO(最高執行責任者)が昇格する。

 9月中間期、オンラインゲーム事業の「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」の専用実施権や固定資産について3億9100万円の減損損失を計上。同期の最終損益が5億7500万円の赤字になった上、債務超過に転落した。

 笹田社長は「経営責任を明確にするため」として30日付けで代表取締役社長を辞任し、12月26日付けで取締役も辞任すると申し出て、取締役会が了承した。

 笹田社長は、旧さくらインターネットを創業した田中副社長と共同出資する形で1999年に現さくらインターネットを設立した。

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