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AppleとAT&Tに特許訴訟――iPhoneの「ビジュアルボイスメール」めぐり
Klausner Technologiesは、同社の特許2件をAppleのiPhoneが侵害しているとして、AppleとAT&Tの両社にそれぞれ3億6000万ドルの支払いを求めている。
米Klausner Technologiesは12月3日、米Appleと米AT&Tを特許侵害で米テキサス州東部地区連邦地裁に提訴したと発表した。AppleのiPhoneに使用されている「ビジュアルボイスメール」機能が、Klausnerの特許2件を侵害しているとして、損害賠償および将来の特許権使用料として両社に3億6000万ドルの支払いを求めている。
Klausnerはかつて同様の訴訟を米AOLや米Vonageに対して起こしており、ライセンス料を勝ち取っている。
Klausnerは、PDAなどに関連する基本特許を持つ発明者ジュダ・クラウスナー氏が設立した企業。AppleのPDA「Newton」にも、同氏の特許が20年以上前にライセンス供与されている。
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