米IBMは12月6日、同社の特許3件を侵害したとして、台湾ASUSTeKおよび同社米国子会社のASUS Computer Internationalを米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。ITCに対し、特許を侵害しているASUSTeK製品の米国への輸入禁止命令を求めている。
IBMによると、争点の特許はPCの電源やファン、コンピュータクラスタリング機能に関するもので、ASUSTeK製のノートPCやベアボーン(半完成状態で販売するコンピュータ)、サーバ、ルータやその他の部品に使用されているという。
IBMは、問題の特許使用について、再三にわたりライセンス契約の締結を試みてきたという。IBMは、ASUSTeKはIBM特許技術のライセンスを取得しないのであれば、当該技術の使用を中止すべきだとしている。
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