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Dellに特許訴訟――タッチスクリーンデバイスめぐり
タッチスクリーン技術を手掛けるTyphoon Touch Technologiesが、DellとMotion Computingを特許侵害で提訴した。
米Typhoon Touch Technologiesは12月6日、米Dellと米Motion Computingを、特許侵害で米テキサス州東部地区連邦地裁に提訴したと発表した。
Typhoonは、タッチスクリーン技術の開発やライセンシングを手掛ける。訴状はTyphoonと、同社のライセンシーである米Nova Mobility Systemsとの連名で提出された。
Typhoonは、DellとMotion Computingがタッチスクリーン付きのポータブルコンピュータに関するTyphoonの特許2件を、タブレットPCやPDA、UMPC、スマートフォンなどの製造、販売および製品輸入などを通じて侵害し続けていると主張。「両社の特許侵害は意図的」として、DellとMotion Computingによる侵害行為の禁止ならびに損害賠償を求めている。
Motion Computingは、IntelのMCA(Mobile Clinical Assistant)規格に基づく医療用タブレットPCなどを販売している。
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