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Google Earthに航空写真家の「空から見た地球」レイヤー追加
環境保護活動も行っているフランスの写真家ヤン・アルテュス‐ベルトラン氏の作品をまとめた「Earth from Above」レイヤーが登場した。
米Googleは12月11日、フランスの航空写真家ヤン・アルテュス‐ベルトラン氏の作品約500点をまとめたGoogle Earth用の新レイヤー「空から見た地球 ― GoodPlanet」の提供を開始した。同レイヤーは、Google Earthの「グローバル アウェアネス」フォルダからアクセスできる。
アルテュス‐ベルトラン氏は、気球パイロットとして航空写真を撮り始めた際、空から見た地球の美しさに気付き、以降、世界中で航空写真を撮り続けている。2005年には、非営利団体「GoodPlanet.org」を設立、地球の美しさを伝えながら環境維持を訴えるなど、環境保護の活動も行っている。
「空から見た地球 ― GoodPlanet」レイヤーでは、アルテュス‐ベルトラン氏の写真に加え、その地域に関連する環境情報なども表示する。日本語を含む14カ国語で利用可能で、今後も定期的に、新しい作品を追加するなどのアップデートを加えていく計画だという。Googleは併せて、パーソナライズドホームページ「iGoogle」用にも、日替わりで同氏の写真を楽しむことができるガジェット「空から見た地球」の提供を開始している。
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