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無料漫画誌「コミック・ガンボ」発行元が事業停止
国内初の無料漫画週刊誌「コミック・ガンボ」を発行していたデジマが、12月11日までに事業を停止した。負債総額は2億円前後。
帝国データバンクによると、国内初の無料漫画週刊誌「コミック・ガンボ」を発行していたデジマが、12月11日までに事業を停止した。負債総額は2億円前後。
デジマは2006年8月に設立。日本テレビ放送網などの出資を得て2007年1月16日、国内初となる無料漫画週刊誌「コミック・ガンボ」を創刊した。
20〜40代の男性をターゲットに、江川達也さんなど著名な漫画家の作品や女性アイドルのグラビアなどを掲載し、当初は約10万部を配布。広告収入を中心に運営し、2007年6月期通期の売上高は約9500万円となっていた。
だが広告単価が伸び悩み、漫画家への支払いや印刷・製本・配本コストがかさんで資金繰りが悪化。10月からは単行本の販売も始めたが回復できず、12月11日配本の第48号で休刊していた(関連記事参照)。
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無料の週刊漫画雑誌「コミック・ガンボ」が、12月11日発行の第48号で休刊する。創刊から1年足らずの休刊で、理由は「諸般の事情のため」とし、詳細は明らかにしていない。
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