米IBMは12月17日、電子決済の米ACI Worldwideと提携、金融サービス業界向けに共同で電子決済ソリューションを提供すると発表した。ACIは最新電子決済ソリューションを、IBMのSystem zプラットフォームに対応させる。
ACIは同社のMoney Transfer SystemとBASE24-eps決済ソリューションで、IBMのハード、ソフト、サービスとの親和性を高める。一方のIBMは、ACIのソフトのベンチマークテストや性能調整のために技術スタッフとラボを提供する。両社はSystem z向けACIソリューションの販売、技術スタッフの合同チームを結成する計画だ。またACIは、世界各地にあるIBMのデータセンターを活用してホスティング型サービスを提供、オンデマンドでACIの決済ソリューションを利用したいという顧客のニーズに応える。
関連記事
- OpenSolaris、IBMのメインフレーム上で稼働
IBMのSystem zメインフレーム上で、OpenSolarisを動かすデモが行われた。 - IBM、約1億ドルのメインフレーム5年計画を発表
IBM System zに対し、IBMは1億ドルを予定した5年計画を表明した。SOAに通ずる構成変革がいよいよメインフレームへと手を伸ばしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.