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SFLC、GPL訴訟でXterasysと和解

Software Freedom Law Centerが、オープンソースソフトのライセンス規約違反に関する訴訟で、通信機器ベンダーのXterasysと和解した。

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 オープンソースに無料の法的サービスを提供するSoftware Freedom Law Center(SFLC)は12月17日、GNU General Public License(GPL)に違反したとして通信機器ベンダーの米Xterasysを提訴していた件について、同社との和解が成立したことを明らかにした。

 Xterasysは、GPL version 2(GPLv2)に基づいて配布されているオープンソースプログラム「BusyBox」を、同社の多くのネットワーキング製品に使用しているにもかかわらず、そのソースコードを公開していなかったため、GPL違反で提訴されていた。

 該当するすべてのソースコードがXterasysのWebサイト上で公開されたことが確認されるまで、BusyBox使用製品の販売を行わないことで合意した。SFLCが公開を確認すれば、Xterasysは販売を再開できる。

 またXterasysは、GPLに準拠しているかどうかを監視する「Open Source Compliance Officer」を社内で任命し、以前同社製品を購入したユーザーにコード公開を通知するとともに、BusyBox開発者に対しても、額は公表されていないものの金銭的見返りとして支払いをすることで合意した。

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