米Microsoftは1月8日(日本時間9日)、2件の月例セキュリティ更新プログラムをリリースする。事前通知で明らかにした。
更新プログラム2件のうち1件が「緊急」レベル。特にWindows XP SP2とWindows Vistaで深刻度が高く、問題を悪用されるとリモートでコードを実行される恐れがある。
もう1本は「重要」レベルで、ローカルの特権昇格につながる問題に対処する。こちらはWindows Vistaは影響を受けない。
セキュリティパッチと併せ、悪意のあるソフトウェアの削除ツールの更新バージョンと、セキュリティ以外の更新プログラム5件の公開を予定している。
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「緊急」レベルの3件は、サポート対象のWindowsのほぼすべてに影響が及ぶ。
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