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パイオニア「ハイエンドオーディオ復活」へ 新会社「TAD」
パイオニアがハイエンドオーディオ機器の製造・販売を本格的に再開する。昨年10月に設立した新会社「テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ」を中心に開発・販売する。
パイオニアは1月7日、ハイエンドオーディオ機器の製造・販売を本格的に再開すると発表した。昨年10月1日に設立した新会社「テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ」(資本金5000万円)を中心に、「ハイエンドオーディオ復活に向けて」(同社)製品を開発・販売していく。
新会社では、高級スピーカーブランド「TAD(Technical Audio Devices)」のアンプやプレーヤーを順次発売する予定。第1弾としてモノラルアンプを開発し、家電見本市「2008 International CES」(米ラスベガス、1月10日まで)に参考出品した。
同社は経営再建策として2006年から、オーディオ事業の見直しやブランドイメージの再構築を行ってきた。
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