小型Windows PCを手掛ける米OQOは1月7日、米ラスベガスで開催中の「2008 International CES」で、世界初のモバイルWiMAX対応UMPCをデモした。同社の「OQO model 02」を米SprintのWiMAXサービス「XOHM」に対応させた。SprintのXOHMサービスは、上り1.5Mbps、下り2〜4Mbpsと現行のモバイル無線サービスの3〜5倍のスピード。
OQOは、WiMAX対応model 02は現在のところまだ製品化の予定はないとしている。
また、OQOはmodel 02の64GバイトSSDと日光下でも見やすい液晶ディスプレイのオプションを発表した。これらのオプションを追加したハイエンド版はOQOのサイトで予約を受け付けている。現行のmodel 02はIEEE 802.11a/b/g対応で日本ではBRULEが販売しており、価格は24万9800円から。
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