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「Wii」2000万台突破 任天堂また上方修正
Wiiの累計販売台数が12月末までに2000万台を突破した。任天堂は通期の売上高・営業利益予想を上方修正。為替差損を考慮し、経常利益・純利益予想はそれぞれ据え置く。
任天堂は1月24日、Wiiの累計販売台数が12月末までに2000万台を突破したと発表した。2008年3月期通期の売上高・営業利益予想は同日、上方修正した。
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売上高は従来予想から800億円上積みして1兆6300億円、営業利益は同400億円上積みして4600億円となる見通し。ただ、想定為替レートをドル、ユーロとも5円の円高に見直したため(110円/ドル、155円/ユーロ)、経常利益・純利益予想はそれぞれ据え置く。
同日発表した07年4〜12月期の連結決算は、売上高が1兆3164億円(前年同期比84.7%増)、営業利益が3940億円(同135.1%増)、経常利益が4308億円(同95.2%増)、純利益が2589億円(同96.3%増)。
Wiiは同期中に1429万台販売し、累計販売台数は2013万台に達した。新作ソフトは「Wii Fit」や「スーパーマリオギャラクシー」「マリオパーティー」が好調だったほか、「Wiiスポーツ」「はじめてのWii」も引き続き売れた。
ニンテンドーDSは同期中に2450万台(累計6479万台)販売。DS向けソフトは「ポケモン」シリーズ新作が海外で好調だった上、「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」「マリオパーティDS」などが好調だったほか、「ニンテンドッグス」「New スーパーマリオブラザーズ」はロングヒットが続いた。
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