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eBay、手数料体系の変更を発表
出品手数料の引き下げや「優良」出品者へのインセンティブ強化などを発表。出品数の増加や売り手の質の向上による買い手へのサービス強化を狙う。
米eBayは1月29日、オークションサイトにおける手数料体系の変更を発表した。また売り手に対するインセンティブやフィードバックの手法にも変更を加えることで出品数の増加や売り手の質の向上を促進し、買い手にとって「eBayをもっと簡単で安全な買い物場所に」するという。次期社長兼CEOジョン・ドナヒュー氏が、同社の年次eコマースフォーラムで発表した。
手数料体系の変更内容は国によって異なるが、米国では2月20日から、出品手数料を25〜50%引き下げる一方、取引が成立した際の落札手数料を引き上げる。これにより、出品時のリスクを減らせるという。また、写真表示機能「Gallery」利用料をなくすことで商品写真掲載の増加を図り、買い手がより多くの商品情報を得られるようにする。
優良出品者へのインセンティブも強化する。買い手から高い評価を得ている売り手の商品は、商品検索時に優先的に表示されるようにするほか、「PowerSeller」に対しては、新たに手数料割引やPayPal利用時の決済保護策強化などを提供する。一方、評価の低い売り手や、買い手の不満が多いカテゴリーの商品出品者に対しては、PayPalやクレジットカードといった安全な決済手段の採用を求めるという。
eBayは、こうした変更を各国のeBayオークションサイトにも展開していく予定。
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