携帯電話向けLinux推進団体のLiMo Foundationは2月4日、Linuxをベースとした携帯電話向けプラットフォーム「LiMo Platform」のAPIをβリリースすると発表した。またLiMo Platformの開発も予定通り順調に進んでおり、3月に最初のバージョン(Release 1)をリリースする計画も明らかにした。
LiMo Foundationによると、LiMo Platformの最初のバージョンには、同団体の創立メンバーであるMotorola、NEC、NTTドコモ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、Samsung、Vodafone、およびその他の主要メーカーが現在販売している携帯電話に搭載され、機能性を実証済みの技術が多数含まれるという。
デベロッパーはLiMoのWebサイトでAPIのβ版を無料でダウンロードし、アプリケーションを開発することができる。LiMo Platformのミドルウェアコンポーネントは、C言語またはC++言語で実装することが可能だ。
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