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MS、モバイル版Windows Liveの開発者向けプログラムを拡充:Mobile World Congress 2008
新しい開発者向けプログラムでは、OSを選ばず利用できるモバイル版Windows Liveサービスの開発が可能になった。
米Microsoftは2月11日、Mobile World Congress 2008において、開発者向けプログラム「Windows Live Mobile Developer Program」の新バージョンを発表した。
Mobile Developer Programは、同社が2年以上前から提供してきたプログラム。Windows Live HotmailやWindows Live Messenger、Windows Live Spacesのモバイル版の開発が可能だが、新しいSDK(ソフト開発キット)やプロトコルへの新機能追加により、端末に搭載されたOSに関係なく動作する「モバイル版Windows Liveサービス」を開発できるようになった。
同社は併せて、通信事業者向けのプログラム「Windows Live @mobile」を発表。Windows Live for MobileやMSN Mobileなどのサービスを、通信事業者がセットで素早く導入できるようにするプログラムで、会費制や広告ベースなど、異なるビジネスモデルにも対応可能だという。世界46カ国で提供を開始し、来年にかけてほかの国へも展開していく計画。
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