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ソニー「eyeVio」、JASRAC楽曲の演奏動画を投稿可能に
ソニーの動画投稿サイト「eyeVio」で、ユーザーがJASRAC管理楽曲を演奏した映像を、合法的に投稿できるようになる。ソニーがJASRACに使用料を支払う契約を結んだ。
ソニーは2月12日、動画投稿サイト「eyeVio」で、ユーザーが投稿した動画で使用された楽曲の使用料を、日本音楽著作権協会(JASRAC)に支払う暫定的な契約を結んだと発表した。
3月から、ユーザーがJASRAC管理楽曲を歌ったり演奏した映像を、eyeVioに合法的にアップロードできるようになる。楽曲の使用料はソニーが支払う。
料率など詳細については、JASRACが動画投稿サイトの楽曲利用条件の中に示した「一般娯楽番組」(サイト収入の2.0%)の基準を軸に、今後検討する。
動画投稿サイトでは、「Yahoo!ビデオキャスト」も同様な契約を結んでいるほか、「ニコニコ動画」「YouTube」が契約締結に向けて協議している。
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