東芝のHD DVD撤退報道を受け、2月18日午前の東京株式市場では、同社株価が上昇した。
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終値は前週末比45円高(+5.74%)の829円。Blu-ray Discに対し劣勢と見られていたHD DVD事業の早期撤退方針が伝わった上、好調なNAND型フラッシュメモリの新工場建設計画の報道もあり、同社の選択と集中の姿勢が好感されたようだ。
東芝は同日、HD DVD撤退報道に対し、「当社として決定した事実はない」とのコメントを発表している。
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