ミクシィは2月20日、中国・上海に100%子会社「上海明迅網絡科技」(mixi上海)を、4月か5月に設立すると発表した。同社の海外進出は初。
資本金は約3億円(270万ドル)で、笠原健治社長が代表(董事長)を務める。
「ネット環境や次世代携帯電話の普及でモバイルネットサービス領域に大きな可能性がある」として中国進出を決めた。具体的なサービス内容や開始時期は未定。
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mixiのアクティブ率とPC版のPVが急速に低下している。笠原社長は「危機感を持って取り組んでいる」とし、Twitterのように気軽に交流できる機能の追加を検討。「成長余地はまだまだある」とも話す。
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