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ソニー、「HD DVD終息」を受けてコメント
ソニーは、東芝がHD DVDからの撤退を発表したことを受け、「フォーマットの統一が、Blu-ray Disc市場の急速な拡大を促進する」とコメントを発表した。
Blu-ray Disc(BD)規格を主導するソニーは2月20日、東芝がHD DVDからの撤退を発表したことを受け、「フォーマットの一本化が消費者や関連業界に利益をもたらし、BD市場の急速な拡大を促進すると確信している」とするコメントを発表した。
コメント全文は以下の通り。
多くの映画スタジオや家電、IT企業、販売店、ビデオレンタル店など、業界からの圧倒的なBD支持は、消費者が次世代光ディスクフォーマットとしてBDを選択したという事実を明確に示すものと考える。
フォーマットの一本化は、消費者、関連業界の両方に利益をもたらすものであり、BD市場の急速な拡大を促進するものと確信している。
BDはソニーにとって、これまでも、また今後も、HDワールド戦略の中核商品として位置づけられる。
ソニーは、BD製品、BRAVIA、プレイステーション3、VAIO、カムコーダー、エンターテインメントコンテンツ、放送・業務用機器など、HDのバリューチェーンのすべてを通して、HDのメリットを今後もお客様に訴求していく。
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