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Siemens子会社、6800人の人員削減を発表
Siemensの子会社であるSiemens Enterprise Communicationsが世界全体で約6800人を削減、ハードウェア事業からソフトウェア事業への主軸転換を目指すという。
独Siemensの完全子会社Siemens Enterprise Communications(SEN)は2月26日、6800人の人員削減を含む大幅なリストラ計画を発表した。
同社によれば、世界全体で3800人を削減し、うち2000人はドイツ国内の従業員が対象となる。また他社への工場および事業の売却または提携により、さらに約3000人(うち約1200人はドイツ国内)の従業員を削減する予定。
またSENは人員削減と並行して、ハードウェア提供企業からソフトウェアおよびソリューションのプロバイダーへの転身を加速する。ドイツ国内では、ライプチヒ工場、および通信ケーブル事業を売却する。さらに小〜中規模システムの直販部隊については、提携するITプロバイダーを探す計画。
海外事業については、ギリシャとブラジルの工場の売却または提携を検討しており、受け入れ先が見つからない場合閉鎖の可能性もあるという。アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクアドル、ペルーのコールセンターも売却する予定だ。
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