ニュース
地デジをコピーフリー化する「Friio」、販売再開
コピーワンス制限のかかった地デジ番組をコピーフリーに――昨年発売され、物議をかもした台湾製地デジチューナー「Friio」の販売が再開される。
コピーワンス制限がかかった地上デジタル番組をコピーフリー化する――昨年11月ごろ発売されて物議をかもした台湾製地デジチューナー「Friio」(フリーオ:2万9800円)の販売が、2月29日に再開されることが分かった。公式サイトによると、同日午後9時からFriioのサイトで注文を受け付ける。
Friioは、B-CASカードを挿入してPCに接続する地デジチューナーで、コピーワンスの番組も、何度でもダビングできる。
最初の発売は昨年11月ごろ。ネット上で話題になって完売し、今年1月24日に再発売したがすぐに完売。総務省の情報通信審議会はFriioの登場を受けて昨年12月、デジタル放送を無制限にコピーできる機器の規制の検討を始めている。
関連記事
- そうだ、「Culture First」だ
B-CASや補償金などで「文化を守る」と声高に叫ばれるが、日本流のコンテンツを作り、さまざまな手段で販売していくことこそが、本当の「Culture First」に結びつくのではないか。 - 「DRMが普及し、補償金がなくなる未来」を文化庁が提示
「DRMが普及すれば補償金は不要では」「いや、補償金は必要で、課金対象も拡大すべきだ」――こう着状態にあったこんな議論に、一定の方向性が見えた。文化庁が「DRMが普及し、補償金が不要になる20XX年」のアイデアを提示。小委員会の議員はおおむね賛同した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.