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東芝、HD DVD撤退費用は450億円 業績下方修正

東芝が業績を下方修正。HD DVD撤退費用450億円やNANDフラッシュの価格下落が響き、最終益は前期比で減益に転じる見通し。

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 東芝は3月19日、2007年度3月期(米国会計基準)の業績予想を下方修正した。HD DVD事業の撤退に伴う費用として、営業外損失450億円を計上。NAND型フラッシュメモリの価格下落の影響も受けた。

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 売上高は前回予想比1.3%減の7兆7000億円、営業利益は20.7%減の2300億円、税引き前利益は同28.6%減の2500億円、純利益は30.6%減の1250億円。最終益は前期実績(1374億円)から減益となる。

 HD DVD事業は当初、売上高650億円、営業赤字500億円を予想していたが、売上高260億円、営業赤字650億円に修正した。前期は売上高140億円に対して340億円の営業赤字だった。

 NAND型フラッシュメモリの価格下落の影響を受け、半導体事業の営業利益も大幅に悪化する見込み。同事業の営業利益は1500億円から850億円に、売上高は1兆4400億円から1兆3900億円に修正した。

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