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Palm、「100ドルスマートフォン」出荷好調も赤字計上

Palmの12〜2月期決算は、スマートフォン販売台数は過去最高を記録したものの、売上高は前年同期比24%減、最終損益は赤字を計上している。

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 米Palmが3月20日発表した同社第3四半期(12〜2月期)決算は、売上高は3億1210万ドルで前年同期比24%減、最終損益は3150万ドル(1株当たり30セント)の赤字だった。前年同期は、1180万ドルの純利益を計上していた。

 最終損益には、リストラ費用1230万ドルが反映されている。同社が先に発表していた12〜2月期の業績予想では、売上高を3億1000万〜3億2000万ドル、最終損益は3000万〜3300万ドルの赤字とみていた。

 同四半期中のスマートフォン販売台数は、低価格スマートフォン「Palm Centro」への強い需要に支えられ、前年同期比13%増の83万3000台と過去最高を記録。Palmは「Centroの立ち上がりは当社史上最高」とコメント。Centro購入者の70%以上は、従来の携帯電話からの乗り換え組だという。スマートフォンの売上高は、2億7540万ドルだった。

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