投資会社米Bain Capital Partnersは3月20日、9月末に発表したネットワーク関連機器米3Comの買収が白紙に戻ったことを明らかにした。
白紙撤回の理由は、対米外国投資委員会(Committee on Foreign Investment in the United States、CFIUS)が買収を認めなかったためだという。
買収総額は約22億ドルで、株主には1株当たり5.30ドルが支払われ、Bain Capital Partnersが3Comの株式を取得するだけでなく、3Comと提携関係にある中国のHuawei Technologiesも3Comの少数株を獲得することになっていた。
3ComとBain CapitalおよびHuaweiは、CFIUSに共同で買収申請を提出したが、CFIUSから指摘された問題点を解決できなかったという。
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