音楽ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の米imeemは3月24日、アプリケーション開発プラットフォーム「imeem Media Platform」の無償公開を発表した。外部の開発者が同社サービス向けのアプリケーションを自由に開発できるようにしたもので、WebサービスAPIとクライアントライブラリからなる。
このプラットフォームにより、開発者は4大レーベルと契約しているimeemの音楽ライブラリと2400万人のimeemメンバーのプロフィール、imeemの音楽プレーヤーや検索機能などを利用して独自のアプリケーションを作成できる。
またimeem向けアプリケーションの開発、動作確認、デバッグが行える「Sandbox Environment」を開発者向けに公開した。
OpenSocialイニシアチブの創立パートナーであるimeemは、数カ月以内にOpenSocialへの対応を開始する予定だ。これにより開発者は、ほかのOpenSocial対応プラットフォーム向けに開発したアプリケーションをimeemに移植したり、imeemの機能やメディアライブラリを活用してアプリケーションの機能を拡張することが可能になる。
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imeemはSNSでは初めて、4大レーベルのコンテンツをそろえた。
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