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シャープ、薄膜太陽電池の新工場

シャープは720億円を投じて薄膜太陽電池の新工場を堺に建設する。2年後に世界で年間1Gワット規模に生産体制を拡大する計画だ。

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 シャープは3月27日、薄膜太陽電池の新工場を大阪府堺市に建設すると発表した。総額720億円を投じ、まず480Mワットのセル生産体制を整えて2010年3月までに生産を開始する計画だ。

 堺市に建設中の液晶パネル工場に併設し、TFT液晶の薄膜技術を水平展開。ガラス基板サイズを1000×1400ミリと従来比約2.7倍に大型化し、生産効率を向上させる。新工場をモデル工場として、海外にも薄膜太陽電池工場を展開していく。

 葛城工場(奈良県)の160Mワットと合わせ、10年4月にグローバルで年間1Gワット体制にまで拡大する計画。

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