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イオン銀行インストア窓口業務、富士ゼロックス複合機を活用
富士ゼロックスが、イオン銀行のインストアブランチ業務を支援するシステムを導入。複合機を、口座開設の受け付けなど各種バンキング業務を行える窓口インフラとして活用する。
富士ゼロックスは3月31日、イオン銀行のショッピングセンター内窓口(インストアブランチ)業務を支援するシステムを導入したと発表した。
複合機「ApeosPort-II C3300」を窓口インフラとして活用する。インストアブランチでは、通常の窓口業務でいう「2列目」以降の事務作業がなく、複合機を活用してこなすシステムを導入する。
複合機の操作パネル上の業務画面を利用して、口座開設の受け付けなど、さまざまなバンキング事務受け付けを行い、集中事務センターへ処理を依頼する仕組みだ。複合機のシンプルな操作性により、受け付け業務を効率良く行えるようになるという。
本人確認書類はデータセンター内に直接登録し、インストアブランチで管理する必要をなくした。また、インストアブランチには複合機と数台のPCがあれば済むため、低コストによる出店が可能という。
イオン銀行は2007年12月末時点で19万3000口座・預金残高1254億円。インストアブランチは08年度に70店舗の開設を計画しており、11年度までに130店舗を展開する計画。
富士ゼロックスは新システムを、営業店の軽量化や事務効率化を図るソリューションとして銀行業界向けに展開していく予定。
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