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NECもSaaS本格化 10年度に1200億円目指す

NECがSaaS事業を本格化。「StarOffice」などのパッケージをSaaS化するほか、ISV向けにSaaS移行支援なども展開し、2010年度に1200億円の販売を目指す。

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 NECは3月31日、SaaS(Software as a Service)事業を本格化すると発表した。2010年度に1200億円の販売を目指す。

 SaaSを中心としたサービスプラットフォーム提供事業に参入。関連メニューを整理し、「アプリケーションサービス領域」と「プラットフォームマネージドサービス領域」の2領域でサービスを始める。

 アプリケーションサービス領域では、「StarOffice」やメールなどのグループウェア、地方自治体、金融など業種ごとのパッケージソフトをSaaS化していく。B2C事業者向けにもNECビッグローブが培ったノウハウを活用、映像配信やコミュニティーなどを提供する。

 プラットフォームマネージドサービス領域は、自社ソフトのSaaS化を検討しているISVを主な対象とし、SaaSに必要なアプリケーション開発から運用まで5つのサービス群をトータルサービスとして提供する。

 パートナーを支援する新制度「SaaSビジネスイノベーションプログラム」も開始。パートナーへの技術サポートや、アプリケーションベンダーのSaaS移行を支援していく。NTTデータイントラマートや大塚商会など18社が参加する予定。

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