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MSのテーブル型コンピュータ「Surface」、携帯ショップでデビュー
テーブル型コンピュータ「Microsoft Surface」が、米国の一部のAT&Tストアに設置される。携帯を置くだけで、その端末の機能などを表示させることができるという。
米AT&Tと米Microsoftは4月1日、米ラスベガスで開催のCTIA Wireless 2008で、テーブル型コンピュータ「Microsoft Surface」が、17日に米国の一部AT&Tストアに登場すると発表した。同製品を小売店舗で採用するのは、AT&Tが初めて。
Microsoft Surfaceは、30インチのタッチスクリーン付きコンピュータ。キーボードやマウスを使わずに、画面に触れることでデジタルコンテンツを操作でき、複数の利用者が同時に操作することも可能。
AT&Tは、Surfaceをまずニューヨーク、アトランタ、サンアントニオ、サンフランシスコの店舗に導入。顧客は、携帯端末を「テーブル」の上に置いてその端末の機能説明を表示させたり、2機種を並べて置くことで機能を比較することが可能。また、Surface上にAT&Tの通信サービス提供地域を表示させ、画面に触れて地図の拡大・縮小などの操作を行うこともできる。将来的には、着信音やグラフィック、動画などをSurface上に表示させ、手で「つかんで」自分の端末をカスタマイズする機能なども利用できるようになるという。両社は今後も、AT&T店舗でのSurface活用法などを共同で検討していく予定。
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Surfaceはタッチスクリーン付きのテーブル型コンピュータ。ユーザーは手でデジタル情報を「つかむ」ことや、タッチやジェスチャーで操作することができる。
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