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Citrix、XenServer 4.1リリース。新料金体系を導入

XenServerの新しい料金モデルでは、CPUごとではなくサーバごとに料金を課す。

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 米Citrix Systemsは4月1日、サーバ仮想化ソフト「XenServer 4.1」をリリースした。

 同社はこのリリースに併せ、新たな価格モデルも発表した。新モデルでは、CPUの数に関係なく、サーバ1台当たりの利用料を払えば無制限に仮想マシンを配備できる。この料金体系はすべてのXenServerのエディションに適用される。

 「ほとんどのサーバ仮想化製品は、CPU単位で課金するライセンスモデルを採用している。このようなモデルは仮想化のコストを大幅に増やすだけでなく、顧客が常にデータセンターのCPUソケットの数を把握しなければならず、煩雑になる。XenServer 4.1では、サーバごとのライセンスモデルでこの障害を取り除いた」とCitrixは述べている。

 XenServer 4.1の30日間無料試用版は、Citrixのサイトからダウンロードできる。料金はサーバ1台当たり年間600ドルから、恒久ライセンスは900ドルから。無料版のXenServer Expressはこれまで通り無料で提供する。

 Citrixは昨年、XenServerの開発元のXenSourceを買収した。バージョン4.1は、買収以来初めてのXenServer製品ラインのリリースという。今月中には、仮想サーバと物理サーバの両方を動的に配備できる「XenServer Platinum Edition」を投入する予定。

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