独SAPは4月2日、副CEOのレオ・アポテカー氏を、同日付で共同CEOに任命したと発表した。アポテカー氏は今後、ヘニング・カガーマンCEOと共同で同社を率いる。
同社は2007年3月に副CEO職を新設、アポテカー氏はそれ以来、同職にあった。
SAPの共同創設者で監査委員会会長のハッソ・プラットナー氏は今回の人事について「ヘニング・カガーマンが、任期内に後継者を最善の方法で準備したいとして、監査委員会に対し、レオ・アポテカーを共同CEOに任命するよう求め、監査委員会はその意向に従った」と説明している。カガーマン氏のCEOとしての任期は2009年までとなっている。
同社は併せて、7月1日付で執行委員会に3人の新役員を任命したことも発表している。
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