日立マクセルはこのほど、東芝のHD DVD撤退を受け、2倍速記録対応HD DVD-R/RWメディア4製品の発売を中止すると発表した。
対象となるのは、2月下旬に発売する予定だった「HDR15VB.1P」「HDRW15VB.1P」「HDR15PB.1P」「HDRW15PB.1P」。「HD DVD推進ハードメーカーの撤退表明により、今後の対応と方針を検討した結果、中止せざるをえないと判断した」という。
今後は「Blu-ray DiscやDVDなど、市場ニーズに対応した品ぞろえ強化を進める」としている。
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ハイビジョン時代の標準メディアの座を目指して開発が進められた2つの規格、HD DVDとBlu-ray Disc。統一規格への機運も高まったこともあったが、結局は対立し真っ向から戦うことになった。これからどのような結末が待っているのだろうか。
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