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マイケルの代わりに、自分の3Dアバターで「スリラー」ビデオ出演
マイケル・ジャクソンの「スリラー」25周年を記念して、自分の顔写真を使った3Dアバターをビデオクリップに組み込めるキャンペーンが始まった。
マイケル・ジャクソンに代わって、あなたが「スリラー」のミュージックビデオに登場――こんなキャンペーンが、4月11日から始まった。「スリラー」のミュージックビデオ制作25周年を記念して、SONY BMG、Universal Music傘下のEpic/Legacy Recordingsが、米Google傘下のYouTubeと米ベンチャーBig Stageとの協力で企画したもので、ユーザーが自分の顔写真で3Dアバターを作り、ミュージックビデオの中にマイケル・ジャクソンの代わりに登場させることができる。
ユーザーが専用サイトに自分の写真をアップロードすると、自分だけの「マイ・スリラー」ビデオが作成され、そのビデオクリップへのリンクが送られてくる。
ビデオクリップはYouTube上に保存されており、ユーザーは、YouTubeを通じて友人とそのビデオを共有したり、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に掲載したりすることができる。作成された「マイ・スリラー」の中には、YouTubeのエンターテインメントビデオのトップ25に入るほどの人気を獲得したものもあるという。
このキャンペーンでは、Big Stage独自の3Dアバター(@ctor)作成技術を使用。同社は、アクセサリーや髪型、メガネなどでカスタマイズした@ctorを、好きな映画やビデオクリップ、メールなどに自由に組み込めるサービスを、今四半期中に正式にリリースする予定。
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