アッカ・ネットワークスは4月17日、動画投稿サイト「zoome」を6月に分社化すると発表した。企画開発や事業スピードの向上を図るほか、資本参加を含む提携にも積極的に対応できるようにする。
zoomeは2007年1月にサービスを開始。「初音ミク」「鏡音リン・レン」を使ったユーザー参加型企画の開催などに加え、H.264にいち早く対応するなどし、ページビュー(PV)、ユーザー数、動画投稿数が順調に伸びているという。
アッカは同事業を分割し、全額出資の新会社「zoome」を6月2日に設立する予定。資本金は100万円。社長はアッカの須山勇社長が兼任する。社外取締役にプロデューサーのおちまさと氏が就任し、事業運営やサービス企画などでアドバイスしていく。
運営で培ったノウハウを活用し、動画投稿やSNSのシステムを法人向けに展開するなどの新ビジネスにも取り組む。
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動画投稿サイト「zoome」へのアクセスが、昨年末に急増した。初音ミク作品をめぐる「ニコニコ動画」の騒動で、ニコニコからユーザーが流入したのがきっかけ。「YouTube板に単独スレが立てば」――運営側のそんな目標も達成した。
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