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ドリコム最終赤字が拡大 経常黒字は確保

ドリコムの08年3月期の連結最終損益は6億4000万円の赤字に。収益の見込めないサービスの新規開発を停止するなどし、特別損失を計上する。

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 ドリコムは4月21日、2008年3月期の業績予想を修正し、連結最終損益が6億4000万円の赤字(従来予想は1億8000万円の赤字)になる見通しだと発表した。

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 収益の見込めないサービスについて、新規開発を停止して開発・営業体制を縮小するなどの見直しを実施。これに伴い、固定資産の除却損とパートナーへの違約金などを特別損失に計上するのが響く。

 販管費と売上原価を削減する方針から、利益率の低い案件の取り扱をやめたことで、連結売上高は前回予想から1億円減の21億円に。連結営業利益は同4000万円減の1000万円にとどまるが、連結経常利益は従来予想の損益とんとんから2000万円の黒字に修正する。

 事業の見直しとコスト削減の結果、第3四半期と第4四半期は連結で経常黒字化しており、「次期以降の業績にも貢献すると考えている」としている。

 今回の修正は、子会社ジェイケンの借入金に付いていた財務制限条項には抵触しないとしている。

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