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“ちょいワル”岸田一郎氏の「zino」休刊 Webサイトも閉鎖
雑誌「LEON」の前編集長・岸田一郎氏の会社が発行する富裕層男性向け雑誌「zino」が休刊。Webサイト「@zino」も休止する。「今後の事業継続が難しいと判断したため」という。
オールアバウトは子会社で、雑誌「LEON」の前編集長・岸田一郎氏が社長を務めるKI&Companyはこのほど、富裕層の男性向け雑誌「zino」を4月24日発売の6月号で休刊し、Webサイト「@zino」も5月26日に休止すると発表した。「男性向けライフスタイル誌市場の環境が厳しさを増す中、今後の事業継続が難しいと判断したため」としている。
zinoは昨年3月に創刊。@zinoはそれに先駆けて06年11月にスタート。「リッチを誇るな、センスで光れ!」をキャッチフレーズに、ファッションや時計、自動車を中心とした富裕層向け情報やイタリアのトレンド情報などを発信してきた。
同社が昨年7月、オールアバウトに買収された当時zinoの発行部数は8万部、@zinoの会員は約6000人で、そのうち半数は年収1000万円以上としていた(関連記事:オールアバウト、“ちょいワル”子会社化で富裕層モテ強化)。
同社は「短い期間でしたが、このメディアを通して皆さまとラグジュアリーな世界観を共有できたことを誇りに思っております」とコメントしている。
メールマガジンはオールアバウトが引き継ぎ、時計や車、ファッション情報などを配信していく。
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オールアバウトは、“ちょいワル”で有名なLEONの前編集長・岸田一郎氏が運営するベンチャー企業を子会社化し、富裕層向けビジネスを強化する。
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