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シャープ、6年ぶり営業減益
シャープの前期は、営業利益が前期比1.5%減の1836億円と6年ぶりの減益に。サブプライムローン問題などが影響し、欧米で液晶テレビ販売が伸び悩んだ。
シャープが4月25日発表した2008年3月期の連結決算は、営業利益が前期比1.5%減の1836億円と6年ぶりの減益になった。米国のサブプライムローン問題などが影響し、欧米で液晶テレビ販売が伸び悩んだ。
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売上高は9.3%増の3兆4177億円、純利益は0.2%増の1019億円と過去最高を更新した。
液晶テレビ販売台数は825万台。前期から37%伸びたが、目標に掲げた900万台は達成できなかった。
今期の連結業績予想は、売上高が3兆6000億円(5.3%増)、営業利益は1950億円(6.2%増)、経常利益は1750億円(3.9%増)、純利益は1050億円(3.0%増)。液晶テレビ販売目標は1000万台。
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