ヤフーが4月25日発表した2008年3月期の連結決算は、営業利益が前期比17.5%増の1248億円になるなど、11年連続で増収増益を達成した。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
売上高は23.3%増の2620億円。広告事業売上高は46.9%増の1310億円に伸びた。「Yahoo!不動産」などが伸びたビジネスサービス事業は20.4%増の580億円に拡大した一方、パーソナルサービス事業は不正防止策の強化の影響などから「Yahoo!オークション」取扱高が伸び悩むなどし、3.0%減の730億円にとどまった。
経常利益は18.2%増の1215億円。純利益は8.0%増の626億円。
同社は四半期ごとに業績予想を開示している。08年4〜6月期の連結業績予想は、売上高が653億〜683億円、営業利益が315億〜338億円、経常利益が310億〜333億円、純利益が180億〜194億円。
関連記事
- ヤフー井上社長に聞く:「『健全な場』が最後に勝つ」「ケータイはPC超える」「Androidはうさん臭い」
「世界一のサイト」としてポータルナンバーワンの座を堅持し、業績も好調なヤフーだが、動画投稿サイトは「ニコニコ動画」に、SNSは「mixi」に遠く及ばず、モバイルのPVは「モバゲータウン」に見劣りするなど、Web2.0的と呼ばれる分野は弱い。井上社長は現状をどう見て、どこを目指そうとしているのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.