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ひかりTV、地デジ再送信スタート STBは一部ユーザーにまだ届かず
ひかりTVで、NGNサービスの利用者向けに地デジ放送のIP再送信が始まった。ただ、専用STBの発送が遅れており、一部の申し込み済みユーザーが利用できない状態が続いている。
NTTぷららとアイキャストは5月8日、テレビ向け映像配信サービス「ひかりTV」で、地上デジタル放送のIP再送信を始めた。NTT東のNGN(次世代ネットワーク)サービス「フレッツ 光ネクスト」のユーザー向けに提供する。
同サービスは、開始後も専用セットトップボックス(STB)がユーザーに届かず視聴できないという問題が起きていたが、STBの生産が遅れ、現在も一部ユーザーにSTBが届いていない。
地デジ放送のIP再送信は、NHKと在京民放キー局5社、TOKYO MX、放送大学の番組を、追加料金なしで視聴できるサービス。フレッツ 光ネクストの対応エリアである東京都内で提供する。
ひかりTVは3月31日に始まる予定だったが、STBのレンタルサービスの手続きに関する調整に手間取り、STBの配送開始が4月7日にずれ込んだ。現在もSTBの生産が遅れ、手元に届いていないユーザーもいるという。
ひかりTVを申し込んだり、申し込むかどうかを決めるための事前コンサルティングを受けたユーザーは計5万件程度だが、STBは現在「1日数百〜1000程度発送できている状態」(同社)。申し込めばすぐにSTBが届くという状態になるまで、あと1カ月程度かかる見込みだ。
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