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ビクターとケンウッド、10月に経営統合

ビクターとケンウッドが10月1日に経営統合する。持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」を設立し、両社がその傘下に入る。

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 日本ビクターとケンウッドは5月12日、10月1日付けで経営統合すると発表した。共同持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」を設立。傘下に、事業会社としてのビクターとケンウッドが完全子会社として入る。

 新会社の社長にはビクターの佐藤国彦社長、会長にはケンウッドの河原春郎社長が就任する予定。ビクターとケンウッドは上場を廃止し、新会社が東証に上場する。ビクター株1株に対して新会社の株2株、ケンウッド株1株に対して新会社株1株を割り当てる。

 経営統合後は、両社の事業を(1)カーエレクトロニクス、(2)ホーム&モバイルエレクトロニクス、(3)業務用システム、(4)エンターテインメント――の4つに再構成。加えて、「カタ破り」な第5の事業セグメントも育成するとしている。

 統合ビジョンは「カタ破りをカタチに」。「これまでに経験したことがない、ケタ違いの体験を提供する企業グループに進化する」としている。

 両社でシナジー効果を追求し、コスト削減も進めることで売り上げ・利益を拡大。2011年3月期に、売上高8300億円(08年3月期の両社合計は8237億円)、営業利益390億円(同96億円)を目指す。

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