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米Yahoo!、地理情報をオープンに

開発者はYahoo!の地理情報データベースを利用して、コンテンツを地理情報IDでタグ付けしたりできる。

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 米Yahoo!は5月12日、他社の開発者が同社の地理情報データベースを利用できるプラットフォーム「Yahoo! Internet Location Platform」のデベロッパープレビューをリリースした。

 このデータベースは、WOEID(Where On Earth ID)と呼ばれる識別子と、地名を対応させたもの。例えば、727232というWOEIDはアムステルダムに対応する。Yahoo!の写真共有サービスFlickrでは写真に付ける地理情報タグにこのIDを使っている。

 開発者は自分のアプリケーションでこの地理情報を利用して、特定の地名に対するWOEIDを見つけたり、コンテンツを地理情報IDでタグ付けしたりできる。また、近隣の地名や属する地域(オランダ北部、西ヨーロッパなど)などの検索も可能だ。

 現在、同プラットフォームには1日当たりクエリー5000件までという制限が付いている。

 Yahoo!は、先月発表した「Yahoo! Open Strategy(Y!OS)」戦略の下、外部の開発者がYahoo!サービスを活用できるアプリケーションプラットフォームの提供を進めている。

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