ニュース
FCC、700MHz帯競売の売れ残り「Dブロック」の再競売で広く意見求める
FCCが売れ残った無線周波数帯Dブロックの再競売について、広く意見を求める「Notice」を発表した。
米連邦通信委員会(FCC)は5月14日、3月に終了した無線周波数帯競売で売れ残った周波数帯「Dブロック」について、再競売と免許の方法をどうすべきか一般からの意見を求める「Second Further Notice of Proposed Rulemaking」(Notice)を発表した。
2007年7月、FCCは700MHz周波数帯について、10MHz幅の帯域(Dブロック)の免許を設定し、同免許については公共安全機関と協力し、全米規模の公共無線ブロードバンドネットワークを構築する義務を負うことが条件に含まれることを定めた。しかし3月の競売では、FCCが設定した13億ドルという入札価格に達しなかった。
FCCは今回発表したNoticeで、Dブロックの免許に、公共無線ブロードバンドネットワーク構築の義務を含めるべきかどうか、また同ネットワーク構築に関する現在の規制を緩和すべきかどうかなどについて、広く意見を求めている。
関連記事
- [WSJ] 700MHz帯競売の売れ残り分をどうするか――米下院公聴会で議論
議員らは、落札者による公共無線ネットワーク構築が義務付けられていたDブロックの売れ残りや、新規参入者が落札者にならなかったことへの失望を示した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.