ニュース
ソフトバンクとAlibaba、合弁会社で国内展開
ソフトバンクとAlibaba.comは、Alibabaの日本法人を合弁会社化し、B2B取引サイトを日本国内で共同展開する。
ソフトバンクとB2B取引サイト運営の中国Alibaba.comは5月15日、Alibabaの日本法人を合弁会社化し、日本国内で共同展開することで合意した。中国など海外企業との取引を検討している国内中堅・中小企業をターゲットに普及を図っていく。
ソフトバンクは5月末ごろ、Alibaba日本法人「アリババ」の増資に応じ、合弁会社化する。資本金は約10億円で、ソフトバンクが65%、Alibabaグループが35%を出資する。社長は香山誠氏。ソフトバンクの孫正義社長は取締役に就任する。
B2B取引サイト「Alibaba.com」は1999年にオープンし、中国を中心に利用が拡大。現在は登録ユーザー約3000万、240カ国・地域で利用されている大手サイトに成長した。
合弁化に先駆け、日本サイト(β版)をリニューアルする。取扱商品点数を100万点以上に拡充し、B2B取引サイトとしては国内最大だとしている。
関連記事
- 「暗雲は去った」と孫社長 ソフトバンク過去最高決算 中国投資加速
ソフトバンクの前期決算は売上高・利益とも過去最高を更新した。今後は、中国を中心としたアジアのネット・モバイル事業への投資を加速する。(2008/5/8) - ソフトバンク、中国SNS大手を傘下に
ソフトバンクが中国のSNS大手に約400億円出資し、筆頭株主になる。 - Intel、中国Alibabaと提携
Intelが中国Alibabaと、中小企業向けeビジネスPCを共同開発する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.