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HP、PTAや青少年育成団体と共同で「家族向け動画サービス」を立ち上げ
安心してアクセスし、子供向けの安全なコンテンツを購入できる家族向けの新サービスがスタートした。収益は、PTAなどの活動資金に充てられる。
米国の青少年育成団体Boys & Girls Clubs of America(BGCA)とPTAは5月21日、米Hewlett-Packard(HP)と共同で新しい動画サービスを立ち上げた。子供向けの安全なコンテンツを販売するというもので、BGCAのサイトおよびPTAのサイトでサービスの提供を開始した。
新サービスは米国映画協会(MPAA)の支援を受け、米Harmony Digital Media Consortiumが運営する。取り扱うコンテンツは、MPAA加盟企業および独立スタジオによるテレビ番組や映画など、合わせて1万本以上。DVDやBlu-rayの販売のほか、デジタルダウンロード販売も行う。年内には、大手家電販売のCircuit Cityやオフィス用品小売りのOffice Depotの店舗で、両サイトで利用できる商品券の販売を開始する予定。
両サイトの収益は、BGCAやPTAの活動資金に充てられる。
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